意味不明な「TENET テネット」のあらすじを時系列で解説します

タイトル「TENET」

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クリストファー・ノーラン監督のSFサスペンス「TENET テネット」。”時間の逆行”という新しいアイデアは、未知の映画体験へと連れだしてくれました。

それと同時にいつ何が起こったのか混乱し、意味不明な状態にもしてくれました。

「TENET」を理解するためには、ストーリー順ではなく、何がいつ起きたのかを時系列順で考察する必要があります。

※この記事には「TENET テネット」に関するネタバレと憶測を含みます。

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「TENET」を理解するために知っておくべき1つのこと

「TENET」では、時間軸と時系列が違うということです。

時間軸とは「TENET」の登場人物に共通する時間の流れです。時系列とは登場人物が、何をいつしたのかの順番です。

普通は時間の流れとともに物事が起こっていくので、時間軸と時系列は一致しています。しかし「TENET」では異なります。

「TENET」の時間軸

プリヤの砕氷船にある回転ドア

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未来にむかって進むのが通常の時間軸です。回転ドアを使い、過去にむかって時間軸を進むのが、時間の逆行です。

よって「TENET」では、他の人にとっては過去の時間軸で起きた時系列あっても、逆行した人間からすると最新の時系列だったりします。過去のほうが未来よりも最新であることがあります。

セイターは未来人から依頼され、この時間軸の過去と未来の向きを逆にしようとしていました。このことをふまえて、時系列順であらすじをまとめていきます。

時系列でみる「TENET」のあらすじ

名もなき男たちによる作戦の目的は、アルゴリズムの起動を阻止することと、アルゴリズムに関する情報をすべて消去することです。

すべてがはじまった未来

「TENET」の時系列のはじまりは、過去ではなく未来にあります。

時間の逆行装置とアルゴリズムが開発される

タリンでのカーチェイスで奪い合った241、アルゴリズム

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「TENET」のすべてのはじまりである、時間の逆行装置やアルゴリズムは、何世代もあとの未来の科学者により開発されました。

科学者はアルゴリズムを開発したあと、9つに分割し、各地の核保管庫に隠しました。そのアルゴリズムが隠された時代が名もなき男たちが生きる時代でした。その後、科学者は自殺し、アルゴリズムは誰にも作れず、破壊も解除もできないものになります。

動き出す未来人

船から名もなき男をみるセイター

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時間を逆行できる技術を知った未来人はそれを悪用しようとします。彼らの時代の地球環境は、人間が生きていけないほどに環境破壊が進んでいるようです。

そして彼らはアルゴリズムにより時間軸を反転させることで、問題のすべてが解決すると考えています。

記録にさえ残っていれば、過去のことはいくらでも調べられます。そこで、核爆発が起き、国から見捨てられた街、スタルスク12に生きるセイターを利用します。

お金で悪魔に魂を売る契約をしたセイターは、未来人のためにアルゴリズムを集め始めます。

対抗する別の未来人

TENETについて名もなき男に話すプリヤ

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未来人全員が悪いわけではありません。人類を滅ぼそうとする未来人を、止めようとする別の未来人もいます。

彼らは同じくセイターに対抗できる、同じ時代に生きる武器商人のプリヤに技術を提供します。プリヤが属する組織TENETは、未来人によって作られたものでした。

作戦が実行される現代

未来人によって計画された作戦は、現代で実行されます。

オペラハウスでのテロ事件

「TENET」オペラハウス

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2つの派閥の未来人からの作戦は、セイター側が優勢でした。セイターはアルゴリズムを8個集め、残り1つというところです。

そんなときある国がアルゴリズムの最後の1つをもっているという情報により、プリヤ側の人間が潜入します。そしてアルゴリズムを手に入れ、あとはオペラハウスで味方と合流し回収するだけでした。

そこにセイター側も情報を手に入れて、武装してオペラハウスに乗り込んできます。名もなき男は知らずして、プリヤ側のスパイを救いに突入するも、セイター側にばれて拷問されます。

拷問で仲間の情報を漏らさなかった名もなき男は、正式にTENETに参加します。このときセイター側もアルゴリズムは手に入れることができませんでした。アルゴリズムはタリンでのカーチェイスで奪い合うことになります。

みせかけのカーチェイス

アルゴリズムの奪い合い

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カーチェイスでの奪い合いはみせかけでした。プリヤの狙い通り、セイターに奪わせて、1か所に集めさせることが目的です。アルゴリズムは、スタルスク12に集められました。

すべてが判明するスタルスク12の最終決戦

スタルスク12

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セイターはスタルスク12にアルゴリズムを集めます。そして自分の死後、アルゴリズムが起動し、爆発により地中奥深くに埋めてしまう作戦です。

名もなき男側は、キャットにできるだけセイターを引きとめてもらい、その間にアルゴリズムを回収する作戦です。

すべてはうまくいき、これまでマスクをつけて名もなき男を助けてくれていた正体はニールだったことがわかります。そしてニールは死ぬ運命にあり、すべての作戦を考えたのは名もなき男であることもわかります。

作戦が完了する過去

電話をするキャット

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アルゴリズムの起動を阻止し、無事に回収できたプリヤは、知りすぎたキャットを殺そうとします。キャットは名もなき男に渡された携帯電話により、その危機を回避します。

名もなき男はプリヤを暗殺します。アイヴスはアルゴリズムを隠した後、どこかで自殺しているはずです。ニールは名もなき男をかばって死にます。そしてセイターも死んだいま、アルゴリズムについて知っているのは、名もなき男とキャットだけです。

キャットは息子マックスの安全を守るために、今後一切アルゴリズムについて関わろうとはしないはずです。

そして名もなき男は、誰にも知られておらず、記録にも残っていません。名もなき男は、アルゴリズムに関する一切の記録のない過去を作ることに成功します。アルゴリズムに関する情報を失った未来人はどうすることもできません。

結果と原因が逆の映画

「TENET」のあらすじは、無知だった名もなき男が、作戦に参加しながらその全貌を知っていき、最後にはその作戦の黒幕だったことが判明します。まさに「結果と原因が逆」になっている映画です。

好きなときに何回でも観れるBlu-ray、ホントにおすすめです。

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