「DUNE/デューン砂の惑星」でポールが出会うキャラクターたち

「DUNE/デューン砂の惑星」には色々なキャラクターが登場する。それぞれのキャラクターがそれぞれに思惑をもち、それが次に何が起こるか分からない面白さにつながっている。

そんなキャラクターたちの特徴を紹介していきます。

ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界アート・アンド・ソウル・オブ・DUNE/デューン砂の惑星 [普及版]

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DU BOOKS

各キャラクターの思惑が絡み合う相関関係
10191年の物語

各キャラクターの思惑が絡み合う相関関係

長年争いを続けてきたアトレイデス家とハルコンネン家。その両家を脅威に感じはじめた宇宙帝国の皇帝。それぞれの権力者に近づきクウィサッツ・ハデラックを生み出そうとしているベネ・ゲセリット。そして彼らの思惑に巻き込まれてきたアラキスの原住民フレメン。10191年の封建的な星間社会で主人公ポールは様々な人物と出会っていく。

アトレイデス家

ポール・アトレイデス（ティモシー・シャラメ）

ハルコンネン家と皇帝の陰謀により家族を失い、仲間を失い、裏切られた心優しいポールは、惑星アラキスのスパイスで予知夢の力を覚醒させる。宇宙で最も強力な砂の惑星の力を手に入れるべく原住民のフレメンと仲間になる。

レディ・ジェシカ（レベッカ・ファーガソン）

夫レトと息子ポールのことは愛しているが、ベネ・ゲセリットとしての目的ももっている。ポールに修行をつけクウィサッツ・ハデラックにしようとしている。その計画は惑星アラキスで本格的に動き出す。

レト・アトレイデス公爵（オスカー・アイザック）

皇帝も恐れる軍事力を有するも、妻と息子であるジェシカとポールを愛し、民を尊重し平和な統治を行ってきた公爵。皇帝とハルコンネン家の陰謀であると気づきながらも惑星アラキスへと移住し、莫大な富を生むスパイスを超える砂の惑星の力を得るべくフレメンとの和解を進めていく。

ダンカン・アイダホ（ジェイソン・モモア）

アトレイデス家のに忠誠を誓いポールの良き兄貴分。アトレイデス家が滅んだあとはポールを公爵として忠誠を誓い、ハルコンネン家の追っ手からその身を犠牲にしてジェシカとポールを守る。

ガーニー・ハレック（ジョシュ・ブローリン）

ダンカンと同じくアトレイデス家の兵を鍛え上げたポールの格闘術の師。惑星アラキスでのハルコンネン家との戦いの中その身ひとつで立ち向かいそのまま消息不明に。

スフィル・ハワト（スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン）

レト公爵の側近であり、超人的計算能力を有するメンタート。惑星アラキスへと移住してすぐに刺客の潜入を許してしまい辞職を願い出るもレトから守りを固めるよう指示され、全力を尽くして任務にあたる。

ドクター・ユエ（チャン・チェン）

医師としてアトレイデス家に仕えてきた。ダンカン、ガーニーとならびポールを見守ってきた一人。教母の試練の前にもポールの体調を診ている。アラキスでのハルコンネン家との戦いの前に自分の目的のためアトレイデス家が敗北するきっかけとなる選択をせまられる。額に黒いひし形の印がある。

ハルコンネン家

ウラディミール・ハルコンネン男爵（ステラン・スカルスガルド）

超肥満体型で機械により体を支えておりその姿は不気味で性格は極悪非道。惑星アラキスだけで産出するスパイスを独占し莫大な富を得る。長年争ってきたアトレイデス家を、皇帝の後ろ盾によりついに滅ぼそうとしている。

ラッバーン・ハルコンネン（デイヴ・バウディスタ）

ハルコンネン男爵の甥。男爵に認められること以外どうでもよく、感情のたかぶりだけで部下を殺す残虐性をもつ。アトレイデス家を滅ぼしたのもつかの間、成長したポールに翻弄されることになる。

パイター・ド・フリース（デヴィッド・ダストマルチャン）

下唇に黒い印がある、ハルコンネン家に仕えるメンタート。

ベネ・ゲセリット

教母ガイウス・ヘレネ・モヒアム（シャーロット・ランプリング）

ジェシカも属するベネ・ゲセリットの教母。すべての時空とつながるクウィサッツ・ハデラックを遺伝子操作で生み出そうとしている。女だけの秘密組織であるベネ・ゲセリットの教えに反して、ジェシカがポールをクウィサッツ・ハデラックにしようとしていることをよく思っていない。ポールに毒針によるゴム・ジャッバールの試練を与える。