1作目でハリーやエグジー、仲間を裏切ったあげく自分の策に溺れて死んだアーサー。
「キングスマン:ゴールデン・サークル」にもでてるけど、もちろん別人です。
1作目で演じていたのはマイケル・ケイン、2作目で演じているのはマイケル・ガンボン。
見た目だけじゃなくて、名前も似ています。
キングスマンのエージェントたちは引き継ぎ制
キングスマンの最高司令官、アーサー(本名チェスター・キング)。キングスマンの活動は、全てアーサーの意思決定で行われる。#キングスマン pic.twitter.com/s9e0qxHYkZ
— 映画『キングスマン』公式 (@kingsman_jp) July 16, 2015
「ゴールデン・サークル」にでてくるアーサーは、1作目とは俳優もキャラクターも別人です。
キングスマンのエージェントたちは全員コードネームで呼び合います。
そのコードネームにはアーサー王伝説に登場する円卓の騎士の名前が付けられています。
主人公エグジーは師匠ハリーの名前を引き継いでガラハッド。
同期のロキシーはランスロット。
技術担当はマーリン。
それぞれエージェントが殉職したときは、次の候補に引き継がれていきます。
アーサーはキングスマンにおいて、リーダーのコードネームです。
マイケル・ケイン演じる1作目のアーサーは、敵側につきエグジーが返り討ちにしました。
「ゴールデン・サークル」にでてくるアーサーは、マイケル・ガンボン演じるキャラクターが引き継いだ別人です。
マイケル・ガンボン
マイケル・ガンボンは「ハリー・ポッター」シリーズのアルバス・ダンブルドア役で知られています。
魔法学校の校長から裏社会のボスまで演じるベテラン俳優です。
ガンボンは演技に対する考えを TheGuardian.com に次のように答えています。
“You just do it,” “That’s what acting is.
Michael Gambon: ‘You just do it. That’s what acting is’/TheGuardian.com より引用
ただそうするだけだよ。それが演技というものだ。
アーサーとして登場してすぐ、彼かどうかもわからないうちにポピーにやられてしまいます。
セリフは「Oh, Fuck!」だけ。
ガンボンの演技に対する考えからすると、心の底からそう思ったのでしょう。
やられてしまうだけの役でも、数秒ながらその姿はアーサーだとわかるし、しっかりと存在感があります。