マックス・リヒターによるSF映画『メッセージ』の音楽

映画『メッセージ』は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による「あなたの人生の物語」の映画化です。そのストーリーと同じくらい音楽が印象に残る映画です。

オープニングとエンディングに流れるのはマックス・リヒターの楽曲「On the Nature of Daylight」です。

今回は、「On the Nature of Daylight」について探っていきます。

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On the Nature of Daylight はサントラ以上の印象

『メッセージ』音楽

『メッセージ』はオープニングとエンディングに流れる音楽が印象的です。

マックス・リヒターによる楽曲「On the Nature of Daylight」が使用されています。

2004年に制作された「ブルー・ノートブック」に収録されたものです。

『メッセージ』以外にも、『主人公は僕だった』(2007)、『シャッター・アイランド』(2010)などで使用されてきた楽曲です。

『メッセージ』は第89回 アカデミー賞にて音響編集賞を受賞しています。

楽曲でも高い評価を得ている映画です。

そのような作品にて、あえて既存曲である「On the Nature of Daylight」を使用している。

それほどドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、『メッセージ』にピッタリな楽曲と感じたといえます。

『メッセージ』の世界観

『メッセージ』音楽

「On the Nature of Daylight」は『メッセージ』の世界観を表しています。

曲調は始めから終わりまで、同じパターンのリズムが繰り返されるミニマル・ミュージックな楽曲となっています。

オープニングからエンディングまで円のようにつながる『メッセージ』の世界観にとてもしっくりきます。

『メッセージ』の観客の内面

『メッセージ』音楽

『メッセージ』のオープニングで聴く「On the Nature of Daylight」と、エンディングで聴く「On the Nature of Daylight」の印象はガラリと変わります。

『メッセージ』は宇宙人と交流することで主人公ルイーズの内面が変化します。

オープニングとエンディングで世界の捉え方が全く違うものになる物語です。

「On the Nature of Daylight」を聴く印象の変化は、観客の内面の変化といえます。

主人公ルイーズと観客の内面の変化が「On the Nature of Daylight」によってリンクされていると感じます。

まとめ:音楽が物語をより深いものに

『メッセージ』はストーリーがとても味わい深い映画です。

音楽もドゥニ・ヴィルヌーヴ監督により選び抜かれた楽曲がしようされることで、より映画に深い印象を与えています。

『メッセージ』はストーリー、映像、音楽など色々な要素で映画が形作られていることを実感させられる映画です。