1回観たなら2回観たいSF映画『メッセージ』のあらすじ

ポスターだけでは全くストーリーがわからない『メッセージ』。

テッド・チャンのSF短編小説「あなたの人生の物語」をドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化した。

今回は、『メッセージ』のあらすじを探っていく。

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『メッセージ』のあらすじ(ネタバレなし)

世界各地12か所にいきなり謎の飛行物体が現れる。

娘を亡くし失意のなか言語学者として働くルイーズ・バンクス。

軍から謎の飛行物体との会話を依頼される。

彼らが地球に現れた目的とは何なのか。

彼らからのメッセージを受け取った時、ルイーズが選ぶ人生の選択とは。

「美しくそして残酷なメッセージ」が何を意味するのか、映画を観るとわかる。

『メッセージ』のあらすじ(ネタバレあり)

謎の飛行物体、彼らが地球に現れた目的は、人類を1つに団結させることだった。

3000年後から彼らは地球にやってきた。

彼らには、3000年後に人類の助けが必要となる。

人類を1つに団結させるために彼らは、人類に道具を提供しにやってきた。

その道具とは彼らの「言語」だった。

彼らの言語には、時制がない。

何かを表すだけ。

彼らには過去も未来もすべてつながっている。

彼らの言語を使えるようになるということは、彼らと同じように世界を捉えられるようになるということだった。

ルイーズは彼らの言語を「ユニバーサル言語」と名づけ発表し、世界を1つにまとめた。

世界の非常事態を救ったルイーズ。

しかし、ルイーズの人生には大きな変化が起きたままエンディングを迎えることが、この映画の最大の見どころでもある。

まとめ:終わりなのか始まりなのか

『メッセージ』は「時」を扱っている映画だ。

あらゆるところに時のループ構造が散りばめられている。

  • ルイーズの娘ハンナ(hannah)
  • 彼らの言語(円で描かれる)
  • 映画の始まりと終わりの映像

1回観たらストーリーはわかる。

分かったうえで2回目、3回目と観るとより『メッセージ』の世界に入り込んでいく。

何度も観る意味のある映画だ。