やっぱり過去作を超えてきた!映画「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」【ネタバレなし】の感想

「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」
Image: Paramount Pictures/YouTube

とうとうこの日がやってきました。ミッション:インポッシブルシリーズ最新作「デッドレコニング PART ONE」が公開されました。ムビチケ4種を買いそろえるくらい楽しみにしてました。楽しみ過ぎてちょっとスンってなってたくらいなんですが、見てきたので感想をまとめておこうと思います。ネタバレしない範囲で。

今回はシリーズで初めての2部構成。PART ONEに続いてPART TWOは来年2024年に公開予定。そうなるとちょっと不安というか気になるのが、PART ONEを観ても話が完結しないということ。でも実際に本編をみたらそんなことは杞憂に過ぎなかったことが分かりました。とにかくこの記事を観に行くかどうかの参考にしていただいているならば完全に「いますぐ映画館に観に行く」ことをおすすめします。

オープニングですでに大満足

オープニングで大満足
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他の最新作の予告も終わりいよいよ本編が始まると思いきや、まず主演のトム・クルーズと監督のクリストファー・マッカリーの挨拶が流れました!あの予告が終わって本編がはじまるまでの一瞬の間だけでも「始まるぞっ!」って気分が高ぶるのに、この二人のビデオレターが流れることで気分は最高潮になりました。

そしてホントに本編が始まるとさっそく今回の副タイトルでもある「デッドレコニング」のセリフが出て「おぉ!そういう意味だったのか!」とか思っていると、あれよあれよとミッション:インポッシブルらしさ全開で話が進んでいき。冒頭、体感30分。普通の映画だったらすでに製作費全部使いきってるくらいのボリューム。満足感がすごいです。「やべぇ…」ストーリー展開、映像すべてがすでに過去作を超えてます。テーマが流れオープニングが始まると「PART ONE最高だったな。PART TWOも楽しみだ。」なんて席を立ってもいいくらいの満足感。

どこまでいくんだミッション:インポッシブル

今回の脅威は真実を支配する悪魔の兵器
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ここでネタバレのない範囲で少しだけ本編に触れると。今回の敵は世界の真実を支配してしまう悪魔のような兵器です。ある意味物理的な兵器よりも恐ろしく感じました。その兵器を手中に収めようとするもの、破壊しようとするもの、目的が謎のもの。とにかく世界観がめちゃくちゃ壮大です。

すべてのキャラクターがメイン級

今回の敵も魅力的
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ミッション:インポッシブルといえば前作までのソロモン・レーンなど手強いというよりどうやったら勝てるんだというカリスマ的な敵も見どころのひとつ。本作にももちろん登場します。マジでこれまでのどの敵よりも脅威です。というより最初からこの敵、悪魔的な兵器と連携しててぶっちゃけチート級の強さ。

この敵をイーサンがどう向き合っていくかっていうのもPART TWOへの楽しみです。(あっ。まあPART TWOに続くからまだ倒せてないっていうのはネタバレに入りませんよね?)

仲間のきずなに焦点があたった作品

より強くなる仲間の絆
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1作目以降ミッション:インポッシブルは少しずつ増えていく仲間との関係性も毎回楽しみなところです。今回はこれまでよりもより一層その面が強く出ています。ルーサー、ベンジー、そしてイルサ。いつものメンバーに加えて、予告でもわかる通りキトリッジも登場します。

今回から初登場のキャラクターとのやり取りでもちょっと涙がほろっとくる場面があったり。とにかくアクションなどの映像だけじゃなく、人間関係の展開も過去作よりパワーアップしている。というよりシリーズの積み重ねがどんどんいい感じにスープのコクのように効いてきています。

思わずパンフレットも購入

ついつい購入したパンフレット

そんなこんなでぜひストーリーは映画を観て楽しんでほしいです。過去作を観て面白かったなら1秒も迷うことなくおすすめできます。自分はというとパンフレットまで買ってしまいました。

いつも買うかどうか迷うパンフレット。今回ばっかりは買わずにはいられませんでした。観たあとのテンションの上がり方。本作と次作で完結と言われていること。すべてがパンフレットを買うように自分を仕向けていました。

ただパンフレットっていつも買ったときだけ汚さないように慎重にぱらっと見てあとはしまいっぱなしになってしまいがちです。今回は少なくともあと1回は劇場で観ますし、PART TWO公開までの待ち遠しい間はパンフレットを読みつぶして待ちたいと思います。