キングスマンでマーリンは死亡しないエンディングも撮影していた!

そっちで良かったんじゃない?なんて思ってしまう「キングスマン:ゴールデン・サークル」の裏話です。

※この記事には「キングスマン:ゴールデン・サークル」のネタバレを含みます。

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泣けるマーリンの死

麻薬密売組織ゴールデン・サークルのボス・ポピーを倒すためにアジトへと突入したエグジー、ハリー、マーリンの3人。

アジトのまわりは地雷で埋め尽くされており、エグジーは地雷を踏んでしまいます。

マーリンはもっていた冷却スプレーにより一瞬だけ地雷を無効化し、エグジーと入れ替わります。

エグジーとハリーを先へと行かせ、マーリンはひとりカントリー・ロードを歌い敵をひきつけます。

マーリンに敵が集まったすきにハリーとエグジーは敵本部へと突入し、背後では地雷の爆発が聞こえます。

マーク・ストロング演じるマーリンが、エグジーをかばう泣けるシーンです。

マーリンが生きている別エンディング

ここからハリーとエグジーが暴れちらかしたあとに、なんとマーリンが地をはって生きて登場するエンディングを撮影していたそうです。

we shot an ending where he survives.

彼が生き残るエンディングを撮影したんだ。

Mark Strong interview – Kingsman: The Golden Circle, Stardust, Kick-Ass/Den of Geek より引用

マーリン実は生きていたバージョンでは、ラストのエグジーとティルデ王女の結婚式にも参加しています。

以下の写真はTwitterに投稿されたもので、原作者マーク・ミラーも認めるツイートをしています。

マーリンはどうやって生き延びたのか。

ポピーの大麻を吸っていたため毒にやられ、青いスーツを着て踊っていたテキーラ役チャニング・テイタムを覚えていますか?

この青いスーツは防弾仕様になっており、マーリンはポピーのアジトへ突入するときにこのスーツを着ていたという設定です。

地雷により足裏は失うものの命はなんとか助かるというストーリーだったようです。

ファンとしては断然こちらのエンディングを選択してほしかったです。

本当は誰も死なせたくないマシュー・ヴォーン監督

なぜこのエンディングはなくなってしまったのか?

それは試写会での評判が悪かったからだそうです。

「ゴールデン・サークル」では1作目で死んだはずのハリーが復活します。

そこからさらにエグジーをかばうマーリンの死により涙したところに、実は死んでいなかったというストーリーは試写会での観客は裏切られたと感じたようです。

そうは言ってもマシュー・ヴォーン監督には、キングスマン・シリーズに対する考えがあります。

he has said nobody dies in the Kingsman universe.

彼はキングスマンの世界では誰も死なないと言っています。

Mark Strong interview – Kingsman: The Golden Circle, Stardust, Kick-Ass/Den of Geek より引用

ヴォーンはキングスマン・シリーズでは誰も死ぬことはないストーリーを考えているようです。

つまり「キングスマン3(仮題)」においてマーリンが復活する可能性はゼロではないということです。

キングスマン創設を描く「キングスマン:ファースト・エージェント」もありますし、まだまだ楽しみがいっぱいです。

復習をかねて「キングスマン:ゴールデン・サークル」を観ておくのはどうでしょうか?