最新作「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の予告に登場するマシュマロマンは、ずいぶんと小さい。いまから約40年前、昔はもっとでかかった。
1984年の「ゴーストバスターズ」に初めて登場したマシュマロマンは、レイモンド・スタンツ博士の想像から生まれました。ミシュランマンと見間違われるマシュマロマン。この愛すべき「ゴーストバスターズ」を象徴するキャラクターは、いかにして生み出されたのか。
ダン・エイクロイドが考案
Image: Ghostbusters/YouTube
1984年の「ゴーストバスターズ」に初めて登場したマシュマロマンは、高さなんと100フィート(約30.5メートル)。シガニー・ウィーバー演じるディナ・バレットのキッチンに置かれたマシュマロの袋に描かれていたキャラクターです。
Image: YouTube/Ghostbusters
架空の会社ステイ・パフト社の商品、ステイ・パフト・マシュマロのマスコットであり、最後には街を破壊する巨大なゴーストとして現れます。劇中ではレイモンド・スタンツ博士を演じ、脚本を担当したダン・エイクロイドが考案したキャラクターです。
Image: Pillsbury™ Cookie Dough/Pillsbury
デザインは、ミシュランマンとピルズベリー社のイメージ・キャラクター、ドゥボーイの要素を組み合わせたものだそう。確かに雰囲気はミシュランマン、外観はドゥボーイそっくり。
マシュマロマンの動きは、俳優でもあるビリー・ブライアンがラテックス・スーツを着て動き、その動きをミニチュアのマシュマロマンと合成しています。また実物の製作には、日本人の特殊メイクアップアーティスト、江川悦子さんも携わっています。
実際に動くマシュマロマンが登場するシーンは、それほど長くありません。それでも最後の一番盛り上がる場面であり、「ゴーストバスターズ」を代表するキャラクターにまでなっています。こんなにも多くの人の知識と経験から出来上がったキャラクターなので、それも納得です。