「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の予告に出てくるミニ・マシュマロマンは、見た目はかわいいけど、何だかうじゃうじゃしていて怖い。
でも1作目に初めて登場したときは、そのなんともとぼけた登場理由と見た目のインパクトでファンに大人気となり、いまでは「ゴーストバスターズ」に欠かせないマスコットです。
マシュマロマンとはそもそもどういうキャラクターなのか、1作目からシリーズを振り返ります。
マシュマロマンとはどういうキャラクターなのか
形を変えながら、シリーズすべてに登場しています。
昔のマシュマロマンはラスボスとして登場
Image: YouTube/(C)1984 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
マシュマロマンは1984年に1作目の「ゴーストバスターズ」に、初めて登場します。
「ゴーストバスターズ」に出てくる架空の企業ステイ・パフト社の商品、ステイ・パフト・マシュマロのマスコットです。
ストーリーの最後には、人々が頭に思い浮かべたものに姿を変えて、破壊の限りを尽くす破壊の神ゴーザの別の姿として登場します。ラスボスの破壊の神ゴーザがゴーストとして形を変えた姿です。
ミシュランマンに似た、全長30mを超えるマシュマロのキャラクターのインパクトは、映画館で笑いが起きたほどだそう。マシュマロマンをうっかり思い浮かべてしまった、ダン・エイクロイドの表情も笑いを誘います。
Image: YouTube/(C)1984 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
最後には焼きマシュマロのように、溶けてニューヨークの街に降り注ぎます。
そこからマシュマロマンは、ゴーストバスターズには欠かせないキャラクターとなっています。
続編にはセリフの中に登場
Image: YouTube/(C)1989 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
1989年に製作された続編「ゴーストバスターズ2」にも、マシュマロマンは登場します。しかしセリフの中だけという寂しいものでした。
マシュマロマンを倒すために、ビルを爆発させたゴーストバスターズは、ニューヨークから訴えられ解散状態。ダン・エイクロイド演じるレイとアーニー・ハドソン演じるウィンストンは、大道芸人として日銭を稼ぐ毎日。
そのなかでレイが、ゴーストバスターズとしてのいい思い出として、マシュマロマンのことを口にします。
リブート版で再び登場
Image: YouTube/リアルサウンド
マシュマロマンは2016年のリブート版「ゴーストバスターズ」に再び登場します。感謝祭パレードのバルーンのひとつとして出てきます。
街中にゴーストがあふれかえり、主人公たちをバルーンのゴーストとして押しつぶす印象的な登場です。30年ぶりの「ゴーストバスターズ」新作であることに加え、実物のマシュマロマンの登場にファンは喜びました。
このようにすべての作品に、何かしらの形で登場していて、「ゴーストバスターズ」のマスコットといっても過言ではありません。
キャストやファンにとってのマシュマロマン
こちらはゴーストバスターズの1、2で、主演の1人であるピーターを演じたビル・マーレイが、ミニ・マシュマロマンを初めてみたときのリアクション動画です。
マーレイはミニ・マシュマロマンが、登場すると同時に笑顔になり、満足しています。
またゴーストバスターズYouTube公式チャンネルでは、ファンに向けてこんな動画も公開してくれています。
焼いたマシュマロとチョコレートをクラッカーではさんで食べるスモアというものがあります。それをまるでミニ・マシュマロマンで実現できるレシピ動画です。
まとめ
マシュマロマンは「ゴーストバスターズ」に欠かせないキャラクターであることを紹介しました。
ゴーストバスターズといえばマシュマロマン、マシュマロといえばマシュマロマン、そんな存在です。