表紙に言いたいことを全部つめ込んだ映画『LIFE!』

映画『LIFE!』は言いたいことをすべて表紙に詰め込んでいます。

大事なことは近くにある
やってみないと分からない
見てくれている人はいる

今回は、映画『LIFE!』の表紙について書いていきます。

スポンサーリンク

映画『LIFE!』が表紙に込めた思いは”人生の真髄”

映画『LIFE!』が表紙に込めた思いは”人生の真髄”

映画『LIFE!』は、主人公ウォルターの思い込みから物語が始まります。

映画『LIFE!』の中に出てくる、LIFE誌の最終号の表紙。写真家ショーン・オコンネルから送られてきたはずの表紙のネガがどこにもない。

というのが物語の軸となっていました。

大事なことは近くにある

大事なことは近くにある

このショーン・オコンネルからの表紙のネガの場所というのは、大事なものはすでに自分の周りにある、という『LIFE!』からのメッセージだと思いました。


頭の中で空想ばかりしているウォルターには、それが分かっていませんでした。

職場の同僚である女性ですら、出会い系サイトを通じて知り合いになろうとしていたほどです。

なによりウォルターは、ネガをいつの間にか自分で捨ててしまっていました。


そんなウォルターが家族からも尊敬され、最後には上司にまで影響を与える存在になっていくストーリーはとても爽快です。

LIFE誌に16年勤め、コツコツと働いてきたウォルター。

大切なものごとは身の回りにある、という事実はウォルターにふさわしいメッセージです。

やってみないと分からない

やってみないと分からない

ウォルターの人としての変化は、実際にウォルター自身が行動を起こしたからです。


空想、思い込みの激しいウォルター。

それが行動に移すことですごい原動力になっていく。

このストーリー展開は観ているこちらもワクワクしてきます。


もともとウォルターの思い込みから始まった旅。

しかし、その旅がなければウォルターは最後にあんなに人として変わらなかったです。

ウォルター自身が行動したからこそ空想から現実に目を覚まします。

ショーン・オコンネルとも会うことができ、自信に溢れた人物になりました。


自分でやってみる、ってホントに大事だなと思います。

見てくれている人はいる

見てくれている人はいる

感動の最終号の表紙のメッセージは、絶対誰か見てくれている人がいるということです。

ウォルターにとっては、伝説の写真家ショーン・オコンネルでした。


16年間、LIFE誌のネガ管理をしてきたウォルター。

正直言って、日陰の仕事です。

そんなウォルターの仕事が完璧であることを知ってくれて、さらにその人たちを象徴する写真を最終号の表紙にしてくれなんて、ショーン・オコンネルかっこよすぎです。


映画『LIFE!』を観ると、身の回りのことを大事にして自分が思う最高の仕事をやっていくことが一番大事だと思わされます。

まとめ:人生の真髄

映画『LIFE!』は人生の真髄がテーマです。

そのテーマの中で主人公ウォルターがどう変わっていくかを一緒に旅しながら楽しむことができる映画です。