Image: The Devil Wears Prada 2 | Final Trailer – YouTube 2026年4月24日閲覧
映画『プラダを着た悪魔2』の公開(2026年5月1日)に向け、ファンの関心はキャストやファッションだけでなく、「主題歌」や「予告で流れた曲」「サントラ」といった音楽にも大きく集まっている。
単なるBGMの枠を超え、レディー・ガガやマドンナといった世界的ポップアイコンが参加する今作のサウンドトラックは、映画の世界観を構成する「コア・コンテンツ」となっている。 本記事では、一目でわかる楽曲の早見表から、レディー・ガガが主導する豪華コラボ、そして気鋭アーティストたちの参加まで、映画を聴覚から彩る音楽の全貌を徹底解説する。
【早見表】『プラダを着た悪魔2』予告編・主要曲&サントラリスト
「あの予告編の曲は何?」と気になっている方へ、現在公式に発表されている主要な参加アーティストと楽曲名を一覧で紹介する。
| 楽曲名 | アーティスト | 備考 / 登場シーン |
|---|---|---|
| Vogue | マドンナ | 第1弾ティーザー予告編 |
| Runway | レディー・ガガ&ドーチー | 最終予告編 & メインテーマ曲 |
| KiKi | レディー・ガガ&マドンナ | サントラ収録 |
| French Lessons | レディー・ガガ&チャペル・ローン | サントラ収録 |
| Energy | レディー・ガガ&ペギー・グー | サントラ収録 |
| Eyes on Me | レディー・ガガ&ジジ・ロウ | サントラ収録 |
| Material Lover | シエナ・スパイロ | エンドクレジットにて使用判明 |
| Saturn | SZA | サントラ収録 |
| Nice To Each Other | オリヴィア・ディーン | サントラ収録 |
| No One Noticed | ザ・マリアス | サントラ収録 |
| Setting Sun | ポスト・アニマル | サントラ収録 |
※サウンドトラックのフルアルバムは映画公開日の5月1日にリリース予定である。「Runway」は各ストリーミングサービスで先行配信中となっている。
【予告編の起爆剤】「Vogue」から「Runway」へ受け継がれる伝統
ティーザー予告を飾った原点回帰:マドンナの「Vogue」
2025年11月に公開された第1弾ティーザー予告編で効果的に使用されたのが、マドンナの名曲「Vogue」だ。前作『プラダを着た悪魔』において、アンディが次々と洗練されたファッションに着替えてニューヨークの街を闊歩する、あの最も有名なファッションモンタージュシーンを彩った楽曲である。
海外メディア『W Magazine』は、このティーザー予告について次のように報じている。
マドンナの「Vogue」をBGMに使用したこの短いティーザー映像には、写真撮影のフィッティングシーンや、カメオ出演者が多数登場するメットガラでの場面など、映画の風景が断片的に映し出されている。
海外メディア W Magazine ‘The Devil Wears Prada 2’: Everything to Know, Release Date, Cast, Plot より引用 2026年4月24日閲覧
この曲を再び起用したことは決して偶然ではない。前作で観客の心を掴んだ「ファッションと音楽の融合」という伝統の再確認であり、観客を一気に『プラダを着た悪魔』の世界へと引き戻す、完璧に計算された原点回帰の演出だ。
新アンセムの誕生:レディー・ガガ&ドーチー「Runway」
そして、2026年4月7日に公開された最終予告編で初披露され、「この曲は何?」と瞬く間にファンの熱狂を加速させたのが、レディー・ガガと気鋭のラッパー・ドーチー(Doechii)による書き下ろしのオリジナル曲「Runway」である。エネルギッシュでエッジの効いたドーチーのラップが、ガガの圧倒的な歌唱力と混ざり合い、現代版の『力強い女性像』を際立たせている。
海外メディア『Forbes』は、この楽曲のロケットスタートぶりを次のように伝えている。
iTunesなどのプラットフォームで最も売れた楽曲をランキングする英国の公式シングルダウンロードチャートで、「Runway」はかろうじてトップランクに食い込んだ。今週、「Runway」は10位で初登場した。
海外メディア Forbes Lady Gaga Charts Another New Top 10 Hit, And She’s Not Alone より引用 2026年4月24日閲覧
劇中に登場する架空のファッション誌『Runway』をタイトルに冠したこの楽曲は、90年代のハウスミュージックを彷彿とさせるビートが特徴だ。ガガのカリスマ性と、ドーチーのクールな歌声の裏にエネルギーを秘めたラップの融合は、まさに「耳で聴く最先端のモード」。
1作目でマドンナが示した「ファッションと音楽の不可分な関係」は、20年の時を経て、この新アンセムによって現代のデジタル・ランウェイへと見事にアップデートされた。
【サントラの主役】レディー・ガガが牽引する新たな音楽世界
タイトル「Runway」に込められた映画との強いリンク
レディー・ガガとドーチーによる楽曲「Runway」は、単なる映画のプロモーションソングではない。このタイトルは、劇中でミランダ・プリーストリーが編集長を務める架空のファッション誌『Runway』から直接名付けられたものであり、映画のブランド価値やストーリーと密接に結びついている。
さらに、この楽曲の制作には、音楽界の超ビッグネームが参加していることでも話題を呼んでいる。
「Runway」は、レディー・ガガが「Die With a Smile」でコラボレーションしたブルーノ・マーズ、ダーンスト・“D’Mile”・エミール2世、アンドリュー・ワット、そしてメイヘムのプロデューサーであるシクット、ジェイラ・ヒックモン、ジェイダ・ラブと共作した楽曲である。マーズ、ワット、シクット、D’Mileがこの曲のプロデュースを担当した。
Lady Gaga & Doechii’s ‘Runway’ From ‘Devil Wears Prada 2’: Listen より引用 2026年4月24日閲覧
世界を熱狂させた「Die With a Smile」の再来を予感させるブルーノ・マーズとの共作に加え、現代ポップスのヒットメイカーたちが集結したこの布陣。もはやこれは「サントラの一曲」の枠を超えた、2026年を代表する音楽プロジェクトと言っても過言ではない。
劇中のアイコンである『Runway』の名を冠したこの曲は、ミランダという絶対的な女王の威厳と、ガガの圧倒的なカリスマ性が共鳴し合う、今作の心臓部(コア)となっている。(関連記事:「『プラダを着た悪魔2』ミランダは認知症か?「誰?」のセリフに隠されたガスライティングと権力闘争を徹底考察」)
ポップアイコンのスクリーン登場:ガガのミラノでのカメオ出演
今作のサウンドトラックにおいて主導的な役割を果たしているレディー・ガガは、音楽面で作品を牽引するだけでなく、映画のスクリーンにも直接登場することが明らかになっている。
イギリスのラジオ局Rayoは、彼女の出演に関するこれまでの経緯を次のように報じている。
レディー・ガガは昨年10月、ミラノで撮影中の姿が目撃されて以来、待望の映画に出演するのではないかと噂されていた。しかし、彼女の出演が正式に確認されたのはつい最近のことだ。
海外ラジオ局 Rayo Lady Gaga confirmed to appear in The Devil Wears Prada 2 より引用 2026年4月24日閲覧
そして、レディー・ガガのファンサイト『Gagapedia』には、その撮影時期と役柄に関するより詳細な情報が記載されている。
レディー・ガガは、ランウェイショーでパフォーマンスをするポップスター役でカメオ出演している。彼女の出演シーンは、2025年10月初旬、メイヘム・ボール・ツアーの最中にミラノで撮影された。
Gagapedia The Devil Wears Prada 2 (film) | Gagapedia | Fandom より引用 2026年4月24日閲覧
興味深いのは、彼女のリアルな世界ツアーである「The Mayhem Ball」の最中に撮影が行われた点だ。現実のポップアイコンが、映画の中の『ランウェイ』という虚構のステージに降臨する。 この境界線を越えた演出は、ファッションとエンターテインメントが高度に融合する本作のハイライトとなるだろう。
【奇跡のトラックリスト】世界のトップアーティストによる豪華コラボ
世代を超えたディーヴァたちの競演
『プラダを着た悪魔2』のサウンドトラックが単なる映画音楽の枠を超え、世界的な音楽イベントのように扱われている最大の理由は、参加アーティストの圧倒的な豪華さにある。
前述の通り、今作の音楽面で主導的な役割を果たしているレディー・ガガを中心に、現代のポップシーンを代表するトップアイコンたちが集結している。イギリスのメディア『Radio Times』は、その奇跡的なトラックリストの一部を次のように報じている。
全曲リストはまだ公開されていないが、待望の続編に収録される予定の楽曲のうち、いくつかはすでに判明している。(中略)
海外メディア Radio Times The Devil Wears Prada 2 soundtrack: Every song featured in the long-awaited sequel | Radio Times より引用 2026年4月24日閲覧
- KiKi by Lada Gaga and Madonna
- French Lessons by Lady Gaga and Chappell Roan
- Energy by Lady Gaga and Peggy Gou
- Eyes on Me by Lady Gaga and Gigi Rowe
クイーン・オブ・ポップであるマドンナとの夢の共演「KiKi」をはじめ、新世代のポップアイコンとして旋風を巻き起こしているチャペル・ローンとの「French Lessons」、さらには世界的な人気を誇るDJ/プロデューサーのペギー・グーやジジ・ロウといった、世代やジャンルを超えたディーヴァたちとのコラボレーションが実現している。
注目すべきは、かつてマドンナが「Vogue」で示したファッションと音楽の融合が、ガガとの歴史的な共演曲「KiKi」によって、より現代的でパワフルな形へと昇華されている点だ。新旧のクイーンがランウェイを「音」で支配する姿は、音楽ファンにとってこれ以上ない奇跡と言える。
楽曲が彩る「シーン」への期待とエンパワーメント
これらの力強い楽曲群が、映画本編のどのようなシーンで流れるのか、具体的な場面は公開までのお楽しみとなっている。しかし、彼女たちの音楽が映画のテーマを聴覚から強力に後押しすることは間違いない。
『プラダを着た悪魔』という作品は、華やかなファッション業界を描きながらも、その根底には「女性の自立」や「野心」、そして「権力との向き合い方」という普遍的なテーマが流れている。エミリー役を演じるエミリー・ブラントは、作品が持つメッセージ性について次のように語っている。
この映画は女性にとっても本当に勇気づけられる作品です。映画で触れられているように、ミランダ・プリーストリーのキャラクターがもし男性だったら、彼女が受けていたあだ名ではなく、もっと印象的な人物として評価されていたでしょう。
海外メディア Mint Emily Blunt calls The Devil Wears Prada ‘terribly moving’, describes the sequel as a ‘delicious experience’ | Mint より引用 2026年4月24日閲覧
出版不況という荒波の中で帝国を守ろうとするミランダ、新しいメディアの形を模索するアンディ、そして絶大な権力を手にしたエミリー。それぞれの立場で権力闘争を繰り広げ、自らのキャリアを切り拓いていく彼女たちの姿と、レディー・ガガやマドンナといった「自らの力で音楽界の頂点に君臨する」アーティストたちのパワフルな歌声は、これ以上ないほど完璧にリンクする。(関連記事:「『プラダを着た悪魔2』キャスト続投の真実|20年後のアンディとエミリー、なぜ彼女たちが必要だったのか?」)
20年前、アンディたちが必死に守ろうとした「スタイル」は、今やガガやチャペル・ローンといったアーティストたちが放つ「自立のメッセージ」へと進化した。豪華コラボレーションが生み出す音は、スクリーンで戦うキャラクターたち、そして変化の激しい現代を生きる私たちに、圧倒的な自信とエンパワーメントをもたらしてくれるはずだ。
【洗練のアップデート】現代を象徴する気鋭アーティストと「音」の継承
SZAやシエナ・スパイロが構築する現代のファッション世界
大物ポップアイコンの参加に加えて、今の音楽シーンを牽引する多彩な気鋭アーティストたちがサウンドトラックに名を連ねていることも、本作の音楽が「2026年現在の洗練」を体現している理由だ。
新進気鋭のシンガー、シエナ・スパイロは自身のInstagramで、エンドクレジットの映像とともに自身の楽曲「Material Lover」が映画で使用されていることを明かした。彼女は映画音楽への参加という夢が叶った喜びとともに、楽曲に込めた思いを次のように綴っている。
私の最大の夢の一つは、いつも映画の音楽を作ることでした。そしてこれは私の映画の最初の曲です。 本当に感謝。
それはAIの世界でリアルなものを愛する歌です。そしてデジタルのすべて。
あなたがそれを聞くのが待ちきれない
[Instagram](https://www.instagram.com/p/DXZoMfcAjjv/?e=c4d88ccb-d177-4f39-b70e-e8773f090367&g=5&img_index=1) より引用 2026年4月24日閲覧
また、彼女の投稿した映像からは、SZAの「Saturn」、オリヴィア・ディーンの「Nice To Each Other」、ザ・マリアスの「No One Noticed」、ポスト・アニマルの「Setting Sun」といった楽曲が映画で使用されることも判明している。
SNSやデジタルメディアの台頭により激変した現代の「ランウェイ」を、こうした気鋭アーティストたちの最先端のサウンドがどのように彩るのか、期待が高まる。
前作から変わらぬ魂:劇伴作曲家セオドア・シャピロの続投
そして、古参ファンにとって最も嬉しいニュースの一つが、前作で都会的でスタイリッシュなサウンドを生み出した作曲家、セオドア・シャピロのスコア(劇伴)続投。
前作においてシャピロは、ギターやパーカッションにフルオーケストラを組み合わせることで、ファッション業界の目まぐるしいスピード感を見事に表現し、現代的で都会的なサウンドを作り上げた。その彼が、20年後の物語に再び息を吹き込む。
彼の偉大なキャリアは近年さらに高く評価されており、2026年のBMI映画・TV・ビジュアルメディア・アワードでは、長年の功績を称える「BMIアイコン賞」を受賞することが発表された。
「テディにBMIアイコン賞を授与できることを大変嬉しく思います」(中略) 「テディは20年以上にわたり、手がけたすべてのストーリーを格上げし、彼の楽曲は、現代で最も愛され、長く愛される映画やテレビシリーズの代名詞となっています。」
BMI幹部のコメント THEODORE SHAPIRO TO BE NAMED A BMI ICON AT THE 2026 BMI FILM, TV AND VISUAL MEDIA AWARDS より引用 2026年4月24日閲覧
あのスタイリッシュなベース音やピアノの旋律が戻ってくることは、シリーズのファンにとって胸が熱くなるたまらない瞬間になるはずだ。
レディー・ガガや気鋭アーティストたちが放つ最新のポップソングと、セオドア・シャピロによるドラマチックなオーケストラスコアの融合。この「新旧の音の継承」こそが、『プラダを着た悪魔2』の物語に確かな深みと、他にはない聴覚的な洗練をもたらしているのである。
【ストリーミング情報】サントラを聴き込んで映画館へ行こう
Apple Music / Spotifyでの公式配信について
これだけ豪華なアーティストが参加しているとなれば、映画館に行く前にぜひ楽曲を予習しておきたいところだ。
イギリスのメディア『Radio Times』は、サウンドトラックのリリース情報について次のように案内している。
同作のサウンドトラック全曲も、映画公開と同時に5月1日にリリース予定です。楽曲「Runway」は、各種音楽配信サービスで今すぐお聴きいただけます。
海外メディア Radio Times The Devil Wears Prada 2 soundtrack: Every song featured in the long-awaited sequel | Radio Times より引用 2026年4月24日閲覧
現在、レディー・ガガとドーチーによる先行シングル「Runway」は、Apple MusicやSpotifyなどの主要な音楽ストリーミングサービスですでに配信がスタートしている。アプリ内で「The Devil Wears Prada 2」や「Runway Lady Gaga」と検索すれば、すぐに公式音源やプレイリストを見つけることができるだろう。
映画の公開日である5月1日には、その他の豪華コラボ楽曲を含むサウンドトラックのフルアルバムも一斉に解禁される予定。映画館へ足を運ぶ前の予習として、あるいは映画を観た後の余韻に浸るために、ぜひプレイリストに追加しておくことをおすすめする。
まとめ:聴覚から没入する『ランウェイ』の世界
『プラダを着た悪魔2』における音楽は、もはや映像の単なる添え物(BGM)ではない。レディー・ガガやマドンナといった世界的なポップアイコン、そして現代のシーンを牽引する気鋭アーティストたちが生み出す洗練されたサウンドは、映画の根底に流れる「自立」や「野心」、「洗練」というテーマを力強く体現する主役の一つである。
20年の時を経て、新たなステージへと進むアンディやエミリー、そしてミランダ・プリーストリー。彼女たちの洗練されたファッションと、それに共鳴する極上のサウンドトラックを通して映画の世界観に浸ることで、劇場での鑑賞体験は間違いなくさらに豊かなものになるはずだ。
新時代の『ランウェイ』を彩る音のシャワーを、ぜひ映画館の極上の音響で全身に浴びてほしい。
マドンナのVogueに乗せてアンディが変身していくあの名シーンを、新作を観る前にもう一度復習しておきませんか?20年前の『洗練』を知ることで、新作の音楽が持つ進化をより深く感じられるはずです。
KTタンストールやジャミロクワイ……2006年の私たちの背中を押してくれた、あのスタイリッシュな劇伴と名曲たち。新作のオーケストラスコアを楽しむ前に、伝説の始まりとなった1作目のサントラを聴き返してみるのも粋な楽しみ方です。





