Image: Elle King / YouTube
2016年にリブートされた「ゴーストバスターズ」は、オリジナルサウンドトラックが高い評価を受けています。
本作で使われた楽曲のYouTubeに公開されているMVに寄せられているコメントも好評なものが多いです。特にエンディングで流れる曲は、テーマソングもあればオリジナルもあり、いい曲ばかりなので紹介します。
Walk The Moonが歌う「Ghostbusters」
Walk The Moonが歌う「Ghostbusters」は、エンドロールに入る前のエンディングにてスタッフやキャストのクレジット、後日談の映像とともに流れます。
Walk The Moonはアメリカ合衆国オハイオ州を拠点に活動しているロックバンドです。
「ゴーストバスターズ」1作目から使われているレイ・パーカー・ジュニアによるテーマソングをWalk The Moonがカバーしています。オリジナルにかなり近いアレンジで制作されていて、スコットランドのシングル音楽チャートでは最高70位にランクインしました。
Mark Ronson & Passion Pit & A$AP Ferg「Get Ghost」
Mark Ronson & Passion Pit & A$AP Fergによる「Get Ghost」は、エンドロール1曲目で流れています。レイ・パーカー・ジュニアによるテーマソングをアレンジしたような楽曲になっています。
Mark Ronson、Passion Pit、A$AP FergのDJ、バンド、ラッパーという異色の組み合わせにより制作されています。Passion Pitはマイケル・アンジェラコスにより結成されたバンドです。
Elle King「Good Girls」
エンドロールで流れる2曲目「Good Girls」は、Elle Kingが歌っています。
Elle Kingはアメリカのシンガーソングライターです。ソングライターDave Bassettとの共同制作です。ハスキーで力強いElle Kingの歌声と疾走感のあるメロディーは、本作のラスト主人公たちが力強くNYを救った姿とリンクします。
小学校教師No Small Childrenが歌う「Ghostbusters」
No Small Childrenが歌う「Ghostbusters」は、エンドロールで3番目に流れます。エンドロールで流れるのは少し短いですが「ハロルド・ライミスに捧ぐ」との文字と一緒に流れるエンドロールには欠かせない1曲です。
驚きなのがNo Small Childrenのメンバーは全員小学校教員でもあることです。あるときふとしたきっかけで同僚の二コラに声をかけたリサの二人で始まり、そこにリサの姉妹ジョアニーが加わりNo Small Childrenが完成しました。
ゴーストバスターズのカバーを歌うことになったのもすごい偶然が重なっています。リブート版「ゴーストバスターズ」の製作が進んでいる中、それとはまったく関係なく彼女たちはゴーストバスターズのコスプレをしてカバーを披露しました。それを聴いたひとから本作の音楽担当であるセオドア・シャピロに音源を送ることを勧められたそうです。なんとセオドア・シャピロは、彼女たちが教えている学校の生徒の父親だったそう。
女性キャストが主人公の「ゴーストバスターズ」に女性バンドが歌うゴーストバスターズのテーマソングはぴったりです。残念ながら製作がかなり進んだタイミングでの決定だったため、オリジナルサウンドトラックには収録されていませんが、Amazonにてデジタル配信されています。
G-Eazy feat. Jeremihによる「Saw It Coming」
G-Eazy feat. Jeremihによる「Saw It Coming」は、エンドロールのあとゴーストバスターズのメンバーが本部で各々作業をしているシーンで流れます。少し奇妙なメロディーは、パティがキャッチした情報「ズール」とともに、ゴーストの世界がまだまだ続くことを予感させます。
G-Eazyはアメリカのラッパーで、Jeremihはアメリカのシンガーソングライターです。
エンディングで使われている楽曲には、本作オリジナルのものもあれば、テーマソングをアレンジしたものもあります。これまでのゴーストバスターズの世界を受け継ぎながら、うまく現代にアップデートされたゴーストバスターズの世界を感じさせてくれます。
「ゴーストバスターズ」のサウンドトラックは、Amazon Musicで購入できます。
Ghostbusters (Original Motion Picture Soundtrack) (2016) [Clean]
